口腔がん こんな時は注意です その1

 口の中にもがんはできる、と前回書きました。
口はある程度は自分でも見たり、違和感を感じることができますので早期に発見、治療することができます。
早期発見し治療に移れば治癒率は高くなります。
ここでこんな異常を感じたら相談してほしいということを紹介してみたいと思います。


・痛い 
口腔がんは痛みがないこともありますが、早期がんで粘膜がはがれたり、傷ついた場   合痛みがでます。
また進行がんでは神経が侵されたりすると痛みがでてきます。

・口内炎が2週間以上治らない
粘膜はだいたい2週間ですべての細胞が新しく入れ替わります。
2週間たっても治らないものは要注意です。

・出血がある 
どこからかわからないが出血する。
口腔がんは痛まないことがありますが、がんで粘膜が切れているときは出血します。
ただ歯周病でも出血しますので出血イコールがんではもちろんありません。
歯周病は大抵の人がありますので歯科医に相談しましょう。

・しこり、はれがある 
がんは「できもの」なので腫れることもあります。
しかし骨のでっぱりや良性の腫瘍もあるので過剰に心配する必要はありません。

2018年01月19日