年齢別のむし歯予防
はじめはガーゼなどを使い手で歯を拭いてあげましょう。
その後少しずつ乳児用の柔らかめの歯ブラシを使い歯を磨き始めましょう。
まだ奥には歯ブラシを入れないでも構いません、まずは歯ブラシに慣れるようにしていきましょう。
まだ歯磨き剤は着けなくても構いません。
歯が生え始めたら濃度が100PPMのフッ素ジェルやスプレーを使うといいと思います。
お母さん、お父さんによる本格的な仕上げ磨きの習慣にしたい時期です。
歯ブラシの硬さは普通で年齢にあったものを使いましょう。
膝の上に仰向けに寝かせ明るい場所で奥歯も仕上げ磨きをしてあげてください。
このころは特に上の前歯の前面と歯と歯の間がむし歯になりやすいです。
写真は上の前歯のむし歯を裏から見たところです。
なかなか見つけられないこともあるので定期的に歯科医院でチェックを受けましょう。
歯ブラシはクルクル回すように出来たらしましょう。
またこのころから歯磨き剤を使いましょう。
写真のように量は子供の爪の先ほどの少量です。
このころも100PPMのフッ素ジェルやスプレーを使うのがいいと思います。
仕上げ磨きが嫌がり始める時期です。
嫌がる原因を考えましょう。
歯ブラシが硬くて痛い、口を触られるのが嫌、スキンシップ不足などいろいろあります。
だましだましで構いません、頑張ってください!
このころはむし歯になりやすい所が上の前歯から奥歯に平らな面に変わってきます。
上の写真のように奥歯に出来やすくなってきます。
明るい所で仕上げ磨きをしましょう。
明るい所で仕上げ磨きをしまし
このころは歯ブラシをすぐに噛んでしまい毛先が広がってしまうことが多いです、写真のように広がったら歯ブラシを交換してあげてください。
広がった歯ブラシは自分磨き用で歯磨きを楽しませるのに使ってもいいかと思います。
仕上げ磨きはまっすぐな歯ブラシを使ってくださいね。
ブクブクうがいが出来るようになったら900~980PPMのフッ素入り歯磨き剤を使い始めましょう。
このころから出来ればデンタルフロス(糸ようじ)を使い始めたいです。
6歳臼歯とよく呼ばれる永久歯が一番後ろから出てきます。
上の写真は6歳臼歯ですが頭を出してから完全に出てくるまで1年ほどかかります。
位置が低い期間が長いので歯ブラシが届かなくむし歯になる確率が高いです。
また上下の乳歯の奥歯と奥歯の間がむし歯になりやすいです。
ここは乳歯が抜けるまではずっとむし歯になりやすいので気をつけてください。
コミュニケーションもとれ親の話も聞くようになりますがまだまだ親の仕上げ磨きが必要です。
むし歯のリスクが高そうな場合はシーラントをほどこしましょう。
乳歯の前歯が抜け、永久歯の前歯が出てきたらしばらくは、歯が抜けたり出たりというのは一休みです。
このころになると自分でデンタルフロスを使えるようにしましょう。
夜だけでも使うととても効果的です。
しかしまだ最後の仕上げはお父さんお母さんが行うようにしてください。
また前歯の歯並びが悪いときは相談してください。
この時期に悪いということはそのままになってしまう可能性があります。
その後乳歯の臼歯、犬歯が抜けはじめ永久歯と入れ替わります。
そして6歳臼歯の後ろから最後の永久歯が出てきます。
これはよく12歳臼歯といわれます。
上の写真の一番奥の歯です。
この12歳臼歯も出始めてから完全にできるまで時間がかかりむし歯になりやすいです。
(歯ブラシが素通りしやすいです、むし歯があった子はシーラントも考えましょう)
この歯が出て全ての歯がはえそろうことになります。
ちなみに親知らずは早いと17~18歳、大抵は20歳過ぎてから出てきます。
このころになるとなかなか親の言うことは聞かないかもしれません。
しかし歯科医や衛生士など専門家の話は意外と素直に聞くことも多いので相談してみてください。
むし歯予防は出来るだけ早くからやったほうがもちろんいいです。
歯が生えていない時期から少しずつ歯磨きの習慣をつけることが重要です。
また小さいお子さんはその年齢によっていくつかポイントがありますので紹介したいと思います。
まずはじめに覚えてほしいのですが赤ちゃんは生まれてきたときはお口の中にむし歯菌がいないということです。
大抵はお母さん、お父さんからむし歯菌が移ってしまいます。
むし歯菌をゼロにすることはできませんがむし歯があるということはむし歯菌が多いということです。
まずはお母さん、お父さんはむし歯の治療をしっかりして歯石など歯の汚れもしっかり取りましょう。
こちらもご覧ください
→フッ素塗布
→子供さんのおやつ
→子供さんの歯磨き
→歯並びが悪くなる
→歯並びが悪くなる癖
→歯並びが悪くなる癖2
→指しゃぶりが気になる
→歯が溶けやすい飲み物、溶けにくい飲み物~乳幼児~
→歯が溶けやすい飲み物、溶けにくい飲み物~幼児から学生まで~
→高濃度フッ素入り歯みがき剤発売されました。
0~1歳
6か月ほどで前歯が出てきます。はじめはガーゼなどを使い手で歯を拭いてあげましょう。
その後少しずつ乳児用の柔らかめの歯ブラシを使い歯を磨き始めましょう。
まだ奥には歯ブラシを入れないでも構いません、まずは歯ブラシに慣れるようにしていきましょう。
まだ歯磨き剤は着けなくても構いません。
歯が生え始めたら濃度が100PPMのフッ素ジェルやスプレーを使うといいと思います。
1~2歳
乳歯の奥歯が出始めます。お母さん、お父さんによる本格的な仕上げ磨きの習慣にしたい時期です。
歯ブラシの硬さは普通で年齢にあったものを使いましょう。
膝の上に仰向けに寝かせ明るい場所で奥歯も仕上げ磨きをしてあげてください。
このころは特に上の前歯の前面と歯と歯の間がむし歯になりやすいです。
写真は上の前歯のむし歯を裏から見たところです。
なかなか見つけられないこともあるので定期的に歯科医院でチェックを受けましょう。
歯ブラシはクルクル回すように出来たらしましょう。
またこのころから歯磨き剤を使いましょう。
写真のように量は子供の爪の先ほどの少量です。
このころも100PPMのフッ素ジェルやスプレーを使うのがいいと思います。
2~4歳
乳歯がすべて出そろう時期です。仕上げ磨きが嫌がり始める時期です。
嫌がる原因を考えましょう。
歯ブラシが硬くて痛い、口を触られるのが嫌、スキンシップ不足などいろいろあります。
だましだましで構いません、頑張ってください!
このころはむし歯になりやすい所が上の前歯から奥歯に平らな面に変わってきます。
上の写真のように奥歯に出来やすくなってきます。
明るい所で仕上げ磨きをしましょう。
明るい所で仕上げ磨きをしまし
このころは歯ブラシをすぐに噛んでしまい毛先が広がってしまうことが多いです、写真のように広がったら歯ブラシを交換してあげてください。
広がった歯ブラシは自分磨き用で歯磨きを楽しませるのに使ってもいいかと思います。
仕上げ磨きはまっすぐな歯ブラシを使ってくださいね。
ブクブクうがいが出来るようになったら900~980PPMのフッ素入り歯磨き剤を使い始めましょう。
このころから出来ればデンタルフロス(糸ようじ)を使い始めたいです。
4~6歳
乳歯の一番後ろから永久歯がでてきます。6歳臼歯とよく呼ばれる永久歯が一番後ろから出てきます。
上の写真は6歳臼歯ですが頭を出してから完全に出てくるまで1年ほどかかります。
位置が低い期間が長いので歯ブラシが届かなくむし歯になる確率が高いです。
また上下の乳歯の奥歯と奥歯の間がむし歯になりやすいです。
ここは乳歯が抜けるまではずっとむし歯になりやすいので気をつけてください。
コミュニケーションもとれ親の話も聞くようになりますがまだまだ親の仕上げ磨きが必要です。
むし歯のリスクが高そうな場合はシーラントをほどこしましょう。
6~9歳
上下の前歯の永久歯が4本ずつ出てきます。乳歯の前歯が抜け、永久歯の前歯が出てきたらしばらくは、歯が抜けたり出たりというのは一休みです。
このころになると自分でデンタルフロスを使えるようにしましょう。
夜だけでも使うととても効果的です。
しかしまだ最後の仕上げはお父さんお母さんが行うようにしてください。
また前歯の歯並びが悪いときは相談してください。
この時期に悪いということはそのままになってしまう可能性があります。
9歳~
前歯と6歳臼歯がはえそろってから1~2年は動きがなくなります。その後乳歯の臼歯、犬歯が抜けはじめ永久歯と入れ替わります。
そして6歳臼歯の後ろから最後の永久歯が出てきます。
これはよく12歳臼歯といわれます。
上の写真の一番奥の歯です。
この12歳臼歯も出始めてから完全にできるまで時間がかかりむし歯になりやすいです。
(歯ブラシが素通りしやすいです、むし歯があった子はシーラントも考えましょう)
この歯が出て全ての歯がはえそろうことになります。
ちなみに親知らずは早いと17~18歳、大抵は20歳過ぎてから出てきます。
このころになるとなかなか親の言うことは聞かないかもしれません。
しかし歯科医や衛生士など専門家の話は意外と素直に聞くことも多いので相談してみてください。