唾液の働き2

 唾液にはじつは沢山の働きがあります。
今回は前回と違いその成分からみていきましょう。
①もともと口の中は酸性、アルカリ性、中性で言うと中性です。
飲食をするとこれが酸性に傾きます。
このままだと歯は溶けてしまいますが唾液に含まれる重炭酸イオンがお口の中を中性に戻してくれます。
②歯の成分は唾液中に溶けだしてしまいます。
これを再び歯に戻され歯は補修されていきます。
(フッ素はこの作用のスピードを上げより硬く強くする作用があります)
③細菌感染から守ります。
口は細菌感染の入り口となりやすいです。
唾液に含まれるIga、リゾチーム、ラクトフェリンが細菌の活動を抑制します。
このように唾液にはとても重要な成分が含まれています。
2022年08月18日