妊産婦検診
千葉市在住の方は無料で妊産婦検診を受けられます。
これはぜひ受診してください。
赤ちゃんは生まれたときは口の中に悪い細菌はいません。
だいたいは親御さんから移されると言われています。
ある程度移ってしまうのはしょうがないのですが、
免疫系が未発達のうちの大量の悪い細菌が移ってしまうのは避けたいところです。
お母さん、お父さんはしっかりむし歯の治療を済ませ、歯を磨き、
歯石を歯医者でとり、細菌の量を少ない状態に保ってください
また重度の歯周病の患者は低体重児や早産の危険性があるといわれています。
歯周病菌が毛細血管から体内に入って全身に影響を及ぼすためです。
妊娠中は安定期に入ってすぐに(16週~20週)
出産後はおおむね6か月までに
1歳の誕生日の前日までです。
高齢者検診、節目検診(歯周病検診)
節目検診(歯周病検診)
歯科口腔健康検診や歯周病検診、出来るだけ受診しましょう。
歯周病は成人は8割がかかっていると言われています。
世界で最も感染者が多い病気です。
気づいていない方が本当にたくさんいます。
歯がぐらつくなど簡単に自覚できる症状は重度にならないと出てきません。
他には
出血する
口臭がきになる
しみる
等が症状ではあらわれますが出ないことも多くなかなか気づきにくいです。
歯がぐらつく、強く咬めないなど明らかにおかしいと思ったときには手遅れのことが多いです。
手遅れになると抜歯になってしまいます。
抜歯も複数本になると入れ歯になってしまいます。
この検診では全部の歯を調べるわけではなく部分的に検診をし、問診から問題点があるかチェックします。
もし異常が見つかれば次回から本格的に検査に入り必要なら治療に移っていきます。
また後期高齢者を対象にした歯科口腔健康診査では歯周病、粘膜疾患だけでなく
口腔機能の診査も行います。
舌や口の周りの筋肉が衰えていないかの診査です。
筋肉が衰えると間違って食べ物を肺におくってしまったりしてしまいます。
これを誤嚥性肺炎といいますが全身にも関わりますので軽視できません。
何年も歯科にかかったことのない方はいい機会ですから受診しましょう。
こちらもごらんください
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