禁煙しましょう!

 たばこが体に悪いことは誰でもご存知ですよね。
歯にももちろん悪いのでもう少し掘り下げてみたいと思います。

①たばこを吸うと血流が悪くなり、栄養分が体の隅々まで行きわたらなくなります。
そのため細胞の治す力が弱まります。
歯を支えている組織や骨が壊れっぱなしになり修復されません。

②タバコからの有害物質で免疫細胞の元気がなくなります。
そのためプラークや歯石のなかの細菌との闘いに負けてしまいます。

③歯周病菌は酸素が嫌いです。
血中の酸素濃度が下がるので歯ぐきの中も酸素不足に陥り歯周病菌が住みやすく元気になってしまいます。

④ヤニのベトベトにプラークがくっつきそれが歯石に、細菌が停滞しやすくなります。

⑤血流が悪くなり有害物質のため粘膜が厚くなってしまうため出血しにくいです。
そのため歯周病の一番わかりやすい症状である出血を見逃しやすくなってしまいます。
2019年05月23日