禁煙のすすめ その2

 その1ではたばこの有害物質が粘膜から吸収されると書きました。
今回はもうすこし詳しく書きたいと思います。
たばこの有害物質は歯ぐきに吸収されると歯ぐきの中の毛細血管を収縮させ血行障害を起こします。
プラークなどに含まれる歯周病菌に対する免疫能力は低下しその結果歯周病になりやすく、また症状が進行しやすくなってしまいます。
しかも自覚症状として歯ぐきの腫れ、出血が隠されてしまうため気づきにくくなります。
ですから歯周病の発見、治療には禁煙がとても重要です。
さらに喫煙は歯ぐきの黒ずみ、舌の異常(味覚)、口臭、がんの発症率が高まります。
受動喫煙も話題となっておりますが、受動喫煙をしている方も同じことがいえます。
一緒に生活している家族のためにも禁煙を考えましょう。
2018年04月10日